採点記号と点数の色を変える — 一括採点の印字カスタマイズ
一括採点で答案を書き出すとき、マルやバツの採点記号や、印字される点数の「色」と「濃さ(不透明度)」を、 先生が自由に設定できるようになりました。 赤や青といった定番の色はもちろん、答案の地の色に合わせて好みの色に変えられます。 この記事では、採点記号と点数印字の色をカスタマイズする方法を解説します。
何ができるようになったのか
一括採点では、採点が終わった答案をPDFや画像として書き出せます。 このとき答案には、次の2種類のしるしが印字されます。
- 採点記号マーク — マル・バツ・チェックなど、正誤を表す記号
- 点数印字 — 設問ごとの部分点、まとまりごとの小計、答案全体の合計点
これまで、これらの色はあらかじめ決められていました。 今回のアップデートで、採点記号マークと点数印字のそれぞれについて、 色と不透明度を先生が自由に設定できるようになりました。
設定を変えなければ、これまでと同じ色(部分点は赤、小計は青など)で書き出されます。 色を変えたい先生だけが設定すればよく、今まで通り使いたい先生は何もする必要はありません。
不透明度とは — 色の濃さを調整する
「不透明度(ふとうめいど)」とは、色の濃さ・はっきり具合のことです。 不透明度が高いほど色がくっきりと濃く、低いほど薄く透けて見えます。
たとえば不透明度を100%にすると、色がはっきり印字されます。 50%まで下げると、半分透けたような薄い色になり、下にある答案の文字が透けて見えます。
不透明度を下げた採点記号は、答案の上に蛍光ペンで印を付けたような見た目になります。 採点記号で生徒の答えが隠れてしまうのを防ぎたいときに便利です。 答えの文字を消さずに、その上からマルやバツを重ねられます。
設定のしかた
色と不透明度の設定は、答案を書き出す「結果出力」の画面で行います。 以下の手順で操作してください。
- 結果出力の画面を開く
採点が終わった試験で、答案を書き出す結果出力の画面を開きます。
- 色を選ぶ
採点記号や点数印字の設定欄にあるカラーピッカーから色を選びます。 よく使う8色のプリセット(あらかじめ用意された色)から選ぶか、好きな色を細かく指定することもできます。
- 不透明度を決める
不透明度の入力欄で、色の濃さを調整します。 くっきり見せたいなら高め、答えを透かせたいなら低めに設定します。
- そのまま書き出す
設定した色と濃さで、PDFや画像として答案を書き出します。
「カラーピッカー」とは、色を選ぶための小さなパレットのことです。 一括採点の答案への書き込み(アノテーション)で使うものと同じ8色がプリセットとして並んでいるので、 普段使い慣れた色をそのまま選べます。 一覧にない色がほしいときは、任意の色を細かく指定することもできます。
プレビューですぐ確認できる
色や不透明度を変えると、その場のプレビュー(見本表示)にすぐ反映されます。 書き出す前に、実際の答案でどう見えるかを確かめられるので、 「思っていた色と違った」という失敗を防げます。
色を少しずつ変えながら、答案の地の色や生徒の書いた文字との見やすさのバランスを、 その場で見比べて調整できます。
色を薄くしすぎると、印刷したときに採点記号が見えにくくなることがあります。 特にコピー機やプリンターによっては、画面で見るより薄く印刷されることがあります。 実際に印刷して配る場合は、一度試し刷りをして見やすさを確認することをおすすめします。
活用例
色と不透明度を設定できると、さまざまな場面で役立ちます。
- 答案の色に合わせる— 色付きの用紙に印刷された答案でも、見やすい色の採点記号に変えられます。
- 生徒の答えを隠さない— 不透明度を下げて、採点記号の下にある生徒の答えが透けて見えるようにできます。
- 点数の種類を色で見分ける— 部分点・小計・合計をそれぞれ違う色にして、ひと目で区別できるようにできます。
- 学校の方針に合わせる— 「採点は赤で」といった決まりがある場合も、設定で揃えられます。
まとめ
一括採点で答案を書き出すときの、採点記号と点数印字の色・不透明度が設定できるようになりました。
- 採点記号マークと点数印字、それぞれに色と不透明度を設定できる
- 8色のプリセットから選ぶか、好きな色を細かく指定できる
- 不透明度を下げれば、生徒の答えを隠さずに採点記号を重ねられる
- 変更はプレビューにすぐ反映され、書き出す前に確認できる
- 設定を変えなければ、これまでと同じ色のまま使える
答案や学校の方針に合わせて、見やすい採点結果を作ってください。
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