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アップデート2026年3月11日

模範解答を見ながら採点する — 個別表示モードの新機能

一括採点の個別表示モードに、模範解答を重ねて表示する機能が追加されました。 生徒の答案と模範解答を見比べながら採点できるため、 記述式の問題でも正確で素早い採点が可能になります。

きっかけ — 先生からの要望

この機能は、実際に一括採点を使ってくださっている先生からの 「個別表示モードで模範解答が表示できるとよい」という要望がきっかけで実装されました。

一覧表示モードでは、模範解答は先頭に表示されていました。 しかし個別表示モードでは模範解答を見る手段がなく、 採点中に「正解は何だったか」を確認するために 画面を切り替える必要がありました。

4つの表示モード

模範解答の表示方法は、サイドパネルのドロップダウンから4つのモードを選べます。

モード表示方法おすすめの場面
非表示模範解答を表示しない(初期設定)答えが自明な問題
オーバーレイ生徒の答案の上に模範解答を半透明で重ねて表示位置のずれや図形の比較
左右分割画面を左右に分け、左に生徒の答案、右に模範解答記述式の問題
上下分割画面を上下に分け、上に生徒の答案、下に模範解答横長の解答欄

オーバーレイと不透明度

オーバーレイモードでは、模範解答の不透明度をスライダーで調整できます。 5%から100%の範囲で、5%刻みで変更可能です(初期値は50%)。

不透明度を低く設定すると生徒の答案が見やすくなり、 高く設定すると模範解答がはっきり見えます。 採点する問題の種類に合わせて調整してください。

オーバーレイ表示中でも、模範解答はマウス操作を透過するため、 採点記号の入力やアノテーションの書き込みに影響しません。

キーボード操作

x キーを押すと、模範解答の表示/非表示を切り替えられます。

表示方法には2つのモードがあり、 サイドパネルの「押し続けて表示」スイッチで切り替えられます。

モード操作
トグル(初期設定)x を押すたびに表示/非表示が切り替わる
押し続けて表示x を押している間だけ表示、離すと非表示に戻る

「押し続けて表示」モードは、 ちらっと模範解答を確認してすぐ採点に戻りたいときに便利です。

スクロール・ズームの同期

オーバーレイモードでは、 生徒の答案と模範解答は同じ領域に重なっているため、 スクロールやズームは自動的に同期します。 模範解答と生徒の答案のサイズが異なる場合でも、 自動的に拡大縮小されて位置が合うようになっています。

左右分割・上下分割モードでは、 片方のパネルをスクロールすると、もう片方も同じ位置に追従します。 ズーム操作も同期されるため、 常に同じ場所を見比べることができます。

さらに、分割表示を出したり消したりすると、 答案を映すパネルの幅や高さが変わります。 このときも、それまで画面の中心に見ていた場所を、中心に保ったまま追従するようにしました。 以前は、模範解答を表示した瞬間に見ていた箇所がずれてしまい、 目で追い直す必要がありました。今は表示・非表示を切り替えても、 注目していた解答欄がその場にとどまるので、視線が迷いません。

表示を消せば、元の位置に戻る

表示したときに中心を保つ分だけ位置を調整するので、 非表示に戻したときも自然に元の見え方へ戻ります。 パネルの開け閉めを繰り返しても、見ている場所がずれていきません。

こんなときに便利

  • 記述式の問題 — 模範解答と見比べて、部分点の判断がしやすくなる
  • 数学の証明問題 — 左右分割で論理の流れを並べて確認
  • 作図の問題 — オーバーレイで模範解答を重ねて、位置や角度のずれをチェック
  • 英作文 — 模範解答の表現と生徒の解答を素早く比較

模範解答表示は、先生からの要望をもとに実装された機能です。 表示モード、不透明度、キー操作などの設定はユーザーごとに保存されるため、 一度設定すれば次回以降も同じ状態で使えます。

個別表示モードでの採点がより快適になります。ぜひお試しください。

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