解答用紙テンプレートの共有 — .asbファイルの書き出しと読み込み
一括採点の解答用紙作成で作った解答用紙の定義を、 ファイルとして書き出し・読み込みできるようになりました。 他の先生に解答用紙のテンプレートを渡したいときや、 別のパソコンで同じ解答用紙を使いたいときに便利です。
.asbファイルとは
.asb ファイルは、解答用紙作成機能で設計した解答用紙の定義データです。 問題構成(大問・小問・枝問)、解答欄のレイアウト、配点、 テキスト要素、ヘッダー記入欄、OMR設定、 画像要素などがすべて含まれています。
解答用紙作成と試験は一括採点の中で別々の機能です。.asb ファイルは解答用紙の「設計図」だけを扱い、 採点結果や生徒の答案画像は含みません。
書き出しの手順
- 解答用紙作成の一覧を開く
サイドバーから解答用紙作成画面に移動します。
- 書き出したい定義のメニューを開く
対象の解答用紙定義の「…」メニューをクリックします。
- 「書き出し」を選ぶ
保存先を指定するダイアログが表示されます。 ファイル名は「定義名-日時.asb」で自動生成されます。
解答用紙に画像要素(図や写真など)が含まれている場合、 画像ファイルも一緒にまとめて書き出されます。
読み込みの手順
- 解答用紙作成の一覧を開く
サイドバーから解答用紙作成画面に移動します。
- 「読み込み」ボタンをクリックする
「新規作成」ボタンの隣にあります。
- .asbファイルを選択する
ファイルを選択すると、すぐに読み込みが実行されます。 完了すると一覧に新しい定義が追加されます。
すでに同じ名前の解答用紙定義が存在する場合、 自動的に「(2)」「(3)」のように番号が付きます。 既存の定義が上書きされることはありません。
読み込み時に、ファイル内のすべてのIDは新しいものに振り直されます。 そのため、同じファイルを何度読み込んでも、 IDが衝突する心配はありません。
.students ファイルの読み込みでは、既存データとの照合・統合のウィザードがあります。 一方、.asb ファイルは常に新しい定義として追加されるため、 ウィザードなしの1アクションで完了します。
活用例
- 学年で解答用紙を統一する — 学年主任が解答用紙を設計し、.asbファイルを他の先生に配布。 全クラスで同じ形式のテストを実施できます。
- 過去のテストを流用する — 前回のテストの解答用紙を書き出しておき、 次のテストで読み込んで問題だけ差し替える。
- 別のパソコンで作業を続ける — 自宅のパソコンで設計した解答用紙を、 職場のパソコンに持っていく。
なお、読み込んだ解答用紙定義は、 通常どおり試験に変換して採点を開始できます。 OMRの設定(マークの形状、正解データなど)も含まれているため、 変換後すぐにOMR自動採点を利用できます。
.asbと他のファイル形式の違い
一括採点には3種類のアーカイブファイルがあります。 それぞれ独立した機能のデータです。
| 拡張子 | 機能 | 内容 | 読み込み方法 |
|---|---|---|---|
.asb | 解答用紙作成 | 解答用紙の設計データ | 常に新規追加 |
.score | 試験 | 採点結果・答案画像を含む全データ | 照合ウィザード |
.students | 生徒管理 | 生徒・クラス・所属情報 | 照合ウィザード |
.asbファイルの書き出し・読み込みにより、 解答用紙のテンプレートを簡単に共有・再利用できるようになりました。 書き出しはメニューから1クリック、読み込みもファイルを選ぶだけです。
学年での統一テストや、過去のテストの流用など、 日々のテスト作成を効率化するためにご活用ください。
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