開発ブログ一覧に戻る
アップデート2026年3月14日

解答用紙テンプレートの共有 — .asbファイルの書き出しと読み込み

一括採点の解答用紙作成で作った解答用紙の定義を、 ファイルとして書き出し・読み込みできるようになりました。 他の先生に解答用紙のテンプレートを渡したいときや、 別のパソコンで同じ解答用紙を使いたいときに便利です。

.asbファイルとは

.asb ファイルは、解答用紙作成機能で設計した解答用紙の定義データです。 問題構成(大問・小問・枝問)、解答欄のレイアウト、配点、 テキスト要素、ヘッダー記入欄、OMR設定、 画像要素などがすべて含まれています。

解答用紙作成と試験は一括採点の中で別々の機能です。.asb ファイルは解答用紙の「設計図」だけを扱い、 採点結果や生徒の答案画像は含みません。

書き出しの手順

  1. 解答用紙作成の一覧を開く

    サイドバーから解答用紙作成画面に移動します。

  2. 書き出したい定義のメニューを開く

    対象の解答用紙定義の「…」メニューをクリックします。

  3. 「書き出し」を選ぶ

    保存先を指定するダイアログが表示されます。 ファイル名は「定義名-日時.asb」で自動生成されます。

解答用紙に画像要素(図や写真など)が含まれている場合、 画像ファイルも一緒にまとめて書き出されます。

読み込みの手順

  1. 解答用紙作成の一覧を開く

    サイドバーから解答用紙作成画面に移動します。

  2. 「読み込み」ボタンをクリックする

    「新規作成」ボタンの隣にあります。

  3. .asbファイルを選択する

    ファイルを選択すると、すぐに読み込みが実行されます。 完了すると一覧に新しい定義が追加されます。

同じ名前の定義があるとき

すでに同じ名前の解答用紙定義が存在する場合、 自動的に「(2)」「(3)」のように番号が付きます。 既存の定義が上書きされることはありません。

読み込み時に、ファイル内のすべてのIDは新しいものに振り直されます。 そのため、同じファイルを何度読み込んでも、 IDが衝突する心配はありません。

生徒アーカイブとの違い

.students ファイルの読み込みでは、既存データとの照合・統合のウィザードがあります。 一方、.asb ファイルは常に新しい定義として追加されるため、 ウィザードなしの1アクションで完了します。

活用例

  • 学年で解答用紙を統一する — 学年主任が解答用紙を設計し、.asbファイルを他の先生に配布。 全クラスで同じ形式のテストを実施できます。
  • 過去のテストを流用する — 前回のテストの解答用紙を書き出しておき、 次のテストで読み込んで問題だけ差し替える。
  • 別のパソコンで作業を続ける — 自宅のパソコンで設計した解答用紙を、 職場のパソコンに持っていく。

なお、読み込んだ解答用紙定義は、 通常どおり試験に変換して採点を開始できます。 OMRの設定(マークの形状、正解データなど)も含まれているため、 変換後すぐにOMR自動採点を利用できます。

.asbと他のファイル形式の違い

一括採点には3種類のアーカイブファイルがあります。 それぞれ独立した機能のデータです。

拡張子機能内容読み込み方法
.asb解答用紙作成解答用紙の設計データ常に新規追加
.score試験採点結果・答案画像を含む全データ照合ウィザード
.students生徒管理生徒・クラス・所属情報照合ウィザード

.asbファイルの書き出し・読み込みにより、 解答用紙のテンプレートを簡単に共有・再利用できるようになりました。 書き出しはメニューから1クリック、読み込みもファイルを選ぶだけです。

学年での統一テストや、過去のテストの流用など、 日々のテスト作成を効率化するためにご活用ください。

関連記事

一括採点を使ってみませんか?

最新版をダウンロードして、採点作業を効率化しましょう。

最新版をダウンロード

一括採点

中学校の先生が、全国の先生のために作った、採点ツール。

© 2023-2026 KeppyNaushika. AGPLv3 オープンソースソフトウェアとして開発しています。