マウスで部分点も入力する — クリック操作と部分点入力の拡張
一括採点のマウスモードに、クリックでの「選択」と「部分点入力」ができるようになりました。 マルやバツだけでなく、部分点もマウス操作だけで付けられます。 さらに、テキスト編集中にうっかり採点マークが消えてしまう不具合も直しました。 この記事では、今回拡張された採点操作の使い方を順番に紹介します。
これまでの課題
一括採点には、クリックで直接採点できる「マウスモード」があります。 マルやバツを付けるにはとても便利でしたが、いくつか足りない部分がありました。
- クリックで「選ぶだけ」ができない— マウスモードでは、クリックするとすぐ採点されてしまい、採点せずに答案を選ぶ操作がありませんでした。
- マウス操作で部分点を入力しにくい— 5点満点で3点といった部分点を入れる導線が、マウスモードには用意されていませんでした。
- テキスト編集中にBackspaceで採点が消える— 答案に書き込んだコメント(アノテーション)を編集しているとき、 文字を消すつもりでBackspaceを押すと、書き込みそのものが消えてしまうことがありました。
今回のアップデートで、これらをまとめて改善しました。 マウス中心で採点する先生も、キーボードと同じように快適に作業できます。
「選択」ブラシ — クリックで複数まとめて選ぶ
マウスモードのブラシに「選択」が加わりました。 ブラシとは、マウスモードでクリックしたときの動作を決める「ペンの種類」のことです。 「選択」ブラシを選んでおくと、クリックしても採点はされず、答案を選ぶだけになります。
- クリックで選んだり外したり— 答案をクリックすると選ばれ、もう一度クリックすると選択が外れます。
- 複数まとめて選べる— いくつもの答案を続けてクリックして、まとめて選んでおけます。
- 採点はしない— 選んでいる間は採点されないので、安心してじっくり選べます。
「選択」ブラシで答案をまとめて選んでおき、あとから部分点を一括で入力する、 といった使い方ができます。キーボードモードの範囲選択に近い操作を、マウスのクリックだけで行えます。
「部分点入力」ブラシ — クリックで点数を入力する
もうひとつ、「部分点入力」ブラシも追加されました。 このブラシを選んでいるとき、答案をクリックすると、その答案の部分点を入力するための小さな画面(モーダル)が開きます。
たとえば記述問題で「5点満点のうち3点」といった採点をしたいとき、 答案をクリックするだけで点数入力画面が出てくるので、そこに点数を入れるだけです。 マウスから手を離さずに部分点を入力できます。
採点パネルに「部分点入力」ボタンも追加されました。 このボタンは、キーボードモードでもマウスモードでも使えます。 答案を選んだ状態でボタンを押すと、点数入力画面が開きます。 答案を選んでいないときはボタンが押せないようになっているので、操作を間違える心配もありません。
マウスモードでも数字キーが使える
これまで、数字キー(1〜9や0)を押して部分点入力画面を開く操作は、キーボードモードでしか使えませんでした。 今回からは、マウスモードでも数字キーが使えるようになりました。
「選択」ブラシで答案を選んでおき、そのまま数字キーを押せば、部分点入力画面が開きます。 マウスで選んで、数字キーで点数を入れる、というように、 マウスとキーボードを自然に組み合わせて使えます。
「選択」ブラシで部分点を入れたい答案を複数クリックして選ぶ → 数字キーか「部分点入力」ボタンで画面を開いて入力。 この流れなら、キーボードモードと同じ感覚で、マウス中心の採点ができます。
テキスト編集中の誤削除を修正
一括採点では、答案にコメントや記号などの「書き込み(アノテーション)」を加えられます。 この書き込みのうち、テキストを編集しているときに、ある不具合がありました。
テキスト編集の画面で文字を消そうとBackspaceキーを押すと、 編集していた文字だけでなく、書き込みそのものが消えてしまうことがあったのです。 これは、書き込みを「削除する」ためのショートカットキーが、文字編集中にも反応してしまっていたためです。
今回の修正で、文字を入力する欄にカーソルがあるときは、 BackspaceやDeleteで書き込みが削除されないようにしました。 テキスト編集中のBackspaceは、これまで通り文字を1つ消すだけの動作になります。
これまでテキスト編集中にうっかり書き込みが消えてしまった経験のある先生も、 このアップデート以降は安心して文字を修正できます。 書き込みを消したいときだけ、編集画面を閉じてから削除操作を行ってください。
まとめ
一括採点のマウスモードでの採点操作が、より便利になりました。
- 「選択」ブラシで、採点せずに答案を複数まとめて選べる
- 「部分点入力」ブラシで、クリックした答案の点数入力画面を開ける
- 採点パネルの「部分点入力」ボタンは両モードで使える
- マウスモードでも数字キーで部分点入力画面が開ける
- テキスト編集中にBackspaceで書き込みが消える不具合を修正
マウス派の先生も、キーボード派の先生も、自分のやりやすい方法で部分点までしっかり付けられます。
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